ネット運営業者と墓石業界
インターネットが普及し、高額商品にありがちな販売側と消費者側が持つ情報量・質の格差(情報の非対称性と呼ばれている)は、一見解消しつつあるように見える。
しかし、ネット運営業者による、良質な霊園や石材店に見せかけた情報提供など、情報の質が問題である。
具体的には、品質基準のない、または裏付けのない、または不明瞭な基準による、優良と誤認させるような情報提供だ。
運営組織は、株式会社、NPO法人などさまざまであるが、NPO法人だから安心とはいかない。(多くのまじめなNPO法人であって欲しいと願う。)
また、新興市場の上場審査基準が緩いせいか、上場という文言だけで迂闊に信頼するわけにもいかなくなった。
悪貨は良貨を駆逐するといわれているが、何とかしないと、ますますお墓から人が離れていく。
少子高齢化、永代供養墓への人気の高まり、葬送の自由を求める風潮など、お墓に対する概念が大きく変化しつつあることを、さまざまな観点からひしひしと感じている。
そのような中で、正しく情報を発信していかないとますますこの業界は顧客から見離される。
ネット運営業者は、いつでも撤退できるが、石材店はずっと墓を守っていくのだ。





